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知財

知財についてのページです。
知財について新着順に記事を並べています。

知財

2009年01月03日
新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


ここ数か月ほとんど更新しませんでしたが、今年は心を入れ替えて更新していこうと思っております。

今年もよろしくお願い申し上げます。

私は1昨年会社を退職し、現在、TLOに勤務しながら自分の特許事務所を立ち上げました。

今後は新サービスも含め、企業の皆さんに有益なサービスを提供していきたいと思っております。

もともとはマーケティングに強い酒類・食品会社にいたので、経営戦略、マーケティング戦略はかなり勉強しました。それを活かして、バイオの特許戦略や知財延命化戦略のセミナーを数回行いました。

昨年はその戦略部分をさらに強化するために丸島先生のゼミで研究を重ねております。

丸島儀一先生は言わずと知れたキャノン特許部隊を率いる最強の特許部隊を作った先生です。

現在も経済産業省等から相談を受けたり、委員会のメンバーであったりで、最新の情報にも精通されています。

その丸島ゼミでは、知財戦略を教えてくれるのですが、それについては個別のコンサルティングには使えるものの、ブログ等では書いてはいけないようです。

ですので、私としては、個別コンサルティングをやって行こうと考えています。

まずは自分の勤務しているTLOの知財戦略に活用してTLOを発展させようと考えています。企業訪問もやってますので、機会があれば読者の会社にも訪問するかも知れません。

メルマガの方もあまり発行できなかったですが、ようやく慣れてきたのでまた発行を再開しようと考えています。

最新の知財戦略のバックグラウンド、それに加えて大学の最先端技術の専門知識をバックグラウンドとして配信していく予定です。

今年もよろしくお願いいたします。
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2008年07月04日
山中伸弥教授のiPS細胞
山中伸弥教授(京都大学)のiPS細胞の講演が先日国際会議場であった。国際バイオエキスポ(EXPO)というセミナーだったが、広い会場が満員で、立ち見も多かった。

おそらく、1000人以上が聴講していたのではなかろうか?

iPSの話自体は私も以前に聞いていたので、特に目新しい話は無かったのだが、iPSの誘導のやり方が何通りかある、という話を聞くと、特許的にどうなのだろう?と思ってしまう。

特許は言うまでも無く、独占するためにあるのだが、そのためには、考えられるあらゆるバリエーションについて全てを含むようにクレームする必要がある。

そうすれば、水ももらさぬ特許明細書が書ける。

ところが、いくらでも代替技術が出てくるような技術の場合は、独占することは不可能に近い。

ウィスコンシン大学でも山中教授とは異なる遺伝子セットでiPSの誘導に成功しているし、京都大学では物質によってiPSを誘導する試みも進んでいる。

つまり、iPS細胞の誘導にはいくつものルートがあるというわけだ。

だとすれば、山中教授の発見した遺伝子セットの一部を置き換えて特許をすり抜けることも可能だろう。

これが遺伝子組換えのコーエン・ボイヤーのような特許を出願していたのであれば、別だが、エスケープ容易な特許しか出願していないとすると、非常に問題である。

また、ヒトの前にマウスで成功していて、そのままのやり方で成功していることから進歩性の問題もある。

iPSのような発明は広い特許で押さえ、一般に安く開放するのが望ましい。

だが、iPSの誘導が容易であることから、今後世界中のどこのラボでもiPSの誘導ができるようになり、研究が爆発的に進むだろう。

そうなれば、山中教授がノーベル賞を取れる可能性は高まると思われる。そういう意味では日本にとって喜ばしいことではあるが、特許で金儲けという考えはあまりうまく行かないのではないか?と思えてならない。
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2008年03月14日
特許ライセンスの楽しみ方
経営コンサルタントの福島正伸さんのセミナーに昨日参加した。非常に面白いセミナーでしかも事例が多くかなりためになった。

福島正伸さんによると、失敗する事業は無い、そうである。

どんな事業でも成功する、と言っていた。

そして、難しい事業程、学ぶことが多いのだそうだ。

産業の少ない、行政依存度の高い岩手県や島根県等は絶好の学ぶチャンスだそうだ。

起業したい人も少なく、産業もあまり無い。そうした難しいところほどノウハウを蓄積できる。

これを特許で稼ぐということにあてはめて考えると、特許で稼ぐこと自体は企業であればそれほど難しいことではない。

もちろん、発明を発掘し、きちんと出願し、特許化すること自体は簡単とは限らないのだが、企業の場合、事業に特許を活用して稼ぐこと自体は普通のことである。

だが、例えば、大学の基本的な特許を販売するというのは構造的にかなり難しい。元々事業化を考えずに研究として面白いからという理由で研究をしているのだから企業の開発研究とは目的からして違う。当然マーケットは特に検討していない。そして早期(アーリー)というよりも、アーリーのアーリーとも言える、実用から非常に遠い技術である。

こういう特許を売りに行くことは非常に難しい。

だが、福島先生流に考えれば、そんな売りにくいものを売る工夫をすれば何でも売れるようになる、ノウハウが蓄積する、ということになるのだろう。

ピンチはチャンス、とよく言われるが、難しい仕事ほど最高に面白い。そういう考えで仕事を楽しみたいものだ。

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2007年11月30日
知的財産研修会
特許戦略のセミナーをある官庁の研修会でやってきた。

これまでにやった特許・知財戦略セミナーのスライドを順番を入れ替え、さらに、その官庁の要望に沿うつもりで新しいスライドも追加し98枚にした。

医薬、食品、化粧品の特許に関する話題以外にも、特許オークションとかパテント・トロール(patent troll)問題についても触れた。農水省の知財戦略等についても少しだけ触れた。あらゆる話題を網羅しようとしたがある意味散漫な内容になり、それをたったの90分で説明したのでかなり駆け足になってしまった。もう少し、ストーリー性をしっかり持たすことが課題と思う。

最初は2時間以上のつもりで作成したのだが、実際には1時間30分だったので、時間的に少し足りなかった。その分は不要な部分をはしょって説明したのでちょうど3分くらい残して終了できた。

みなさん、3日間の研修の最後の講義というのに熱心にメモを取るなどされていたのでやってよかったと思う。

知財のセミナーの場合、やはり、聴衆の興味を知る必要がある。

明細書作成講座などの場合は最初から大体の筋書きが作れるが、知財戦略研修と言っても、初心者向けか、ベテラン向けか、大企業向けか、中小企業向けか、機械メーカーか電気メーカーか、あるいは、製薬企業か、など来るメンバーによって説明する内容が非常に変わってくる。

最近では医薬品特許の延命化のセミナーを実施したが、こちらはテーマを絞っただけにより高度な内容になった。

他には大学の教員向けの初心者向けセミナーをやったりもした。この場合は特許庁の初心者向けテキストにそって説明するくらいでよいので、非常に楽である。

気を使うのは製薬企業で10年以上知財部にいるような人を相手にするとかなり気を使う。しかし、それなりのやり方もわかっているので、今後もセミナーは続けて行こうと思っている。

私の場合、知財戦略ができることからあらゆる聴衆に対応可能である。

アグリビジネスから医薬、食品、化粧品業界などの化学業界、弁護士、公認会計士等の士業向け、公的研究機関向け等どこでも知財戦略は必要となる。

そして相手の立場に合わせて内容を修正しやすい。

これまではセミナー屋さんに頼まれたり、人づてに頼まれてやってきたが、もう10回以上やっているのでそろそろ自分で主催してやってみようかと思っている。

その場合の値段がちょっと考え物だが、通常のセミナーは1人5万円で募集しているので、それより少し安いくらいだろうか?

自分のノウハウを全て提供するセミナーを是非やってみたいものだ。そうすることでまた新たなノウハウが開発されるはずだからだ。知恵は吐き出さないと新しいものが出てこないので、一度何らかの形で吐き出したいと思っている。
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2007年11月08日
特許情報フェア
今日は特許情報フェアに行ってきた。これは毎年科学技術館で行われているものだが、特許情報解析ソフトや特許管理ソフト、特許戦略コンサルティング、パテントマップ、海外判例情報、特許事務所などの会社が出展して新製品を宣伝するものだ。参加者も以前よりもさらに増えているように感じた。

特許調査やパテントマップのソフトウエアは以前に行ったときよりも相当レベルアップしており、特許調査の中間段階の履歴が知財部員全員で見れるようなシステムなども開発されていた。

特許調査をした場合、パテントマップにまでしておかないと、単なる文献集めだけで終わってしまう。しかし、その履歴があれば、また同じような検索をする場合に、キーワードやIPC(国際特許分類)、Fターム等がわかるので、便利である。

特許情報フェアではセミナーもあり、米国の知財ビジネス事情や特許オークション、米国での契約交渉等の話が面白かった。これらのセッションは事前申し込みで満員でキャンセル待ちだったのだが、キャンセル待ちの列に並んでいたら比較的簡単に入れた。並んでみるものだ。今回はキャノンのインクリサイクルの最高裁判決については話題になっていなかった。単純な事件だったためか、あまり話題性が無いようだ。フジフィルムと似たようなケース等であれば話題になったかも知れないが。

私自身は米国での契約交渉や契約書チェックの経験から、契約交渉の話は非常に面白かった。知っていることも多かったが、事例や判例で話をされると理解が深まる感じだった。

また、日本と米国でのletter of intentの扱いについても、日本では信義誠実の原則から有効な契約とされることが多いのに対し、アメリカでは原則non-bindingとなる。これはアメリカでは契約の内容が明確でなければならないためだそうだ。

日本でも契約については確定性が求められるが、letter of intent程度の確定性でもよいらしい。日本の研究者は契約はできるだけあいまいな方がいい、とわかったような口をきくが、それでは通用しないことを知財部員が教育する必要があるだろう。

また、欧州特許庁のesp@cenetについては、pdfで全文をダウンロードできるようになったそうで、1ページずつ100ページ近い公報をダウンロードしなくて済むと思うと非常にありがたい。

日本も早く公報全文のpdfのダウンロードをしてもらえるといいのだが。


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2006年04月01日
会社の利益と個人の利益5
ライセンス交渉をしていてちょっと考えさせられる場面に出会った。

通常の交渉では相手からこちらに有利な条件をつけてくることはほとんどない。

あるとすれば、それ以外の部分で不利な条件をつけようとしているような場合だ。

しかし、極くまれに、相手の方から予想外のいい条件を言い出す場合がある。

そのような場合、知財のポリシーに合わないからと言って断るべきだろうか?

つまり、知財としては、そのようなことは受け入れられない、と、自分が有利になる条件を断ることがあるのだろうか?

知財戦術が優先するか、経営判断が優先するか、という問題でもある。

会社が儲かればそれでいいのか、あるいは、会社の利益を減らしてでも知財戦術を重視すべきか、という問題の答えは明らかであるようにも思える。

しかし、全てを経営マターにして知財のルールよりもビジネス戦略を取ることを知財部員としてやるべきかどうか、

言い換えれば、会社員である前に知財部員であるか、知財部員である前に会社員であるべきか、という言い方もできるのかもしれない。

この場合は、通常は後者であるべき、というのが建前である。

だが、例えば、省あって国無し、課あって省無し、と官僚の世界ではいうように、自分の利益を最大化するとすれば、自分の部署の立場を会社よりも上に位置づける方が有利な場合もあるだろう。

そう考えると答えが出にくくなるが、要は個人が会社の利益を優先させるか、自分の利益を優先させるか、という問いに行き着くのかもしれない。

そして、前者の考え方の個人が多い会社はきっと発展するだろう。
firstrategy at 11:42|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)
2006年03月25日
商標探偵?
奥田先生の弁理士になろう、というような本に商標調査で探偵を使うという話を読んだことがある。
知財関係で探偵もやってみたいという人はほとんどいないと思うが、商標探偵に興味のある人は以下から資料請求ができるので覗いてみては?



firstrategy at 13:10|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
2005年10月23日
既判力4
先週は知人の息子が学校で暴行を受け大変だったそうだ。

傷害罪の場合、親告罪ではないので、告訴の時効はその罪の大きさにより定まる。

ところで、民事訴訟の既判力というものがあり、これは訴訟物である権利関係の判断については、一度判決が確定すると、その後新しい証拠が出てきてもそれは立証責任の問題となり、立証できなかった方が悪いので再度その証拠に基づいて訴訟を起こすことはできない、ということになる。

無効審判にも一事不再理の規定があるが、刑事訴訟法でも一事不再理というものがあり、これらは全て過去のものに対する判断なので後から変化することはない。

これに対し、侵害訴訟で、「被告は金○○円を支払え」という判決が出たとして、その後、被告が支払えば、その後は、この債権は消滅するので、いつの時点が判断の基準かということが問題になる。

そこで民事訴訟法では、口頭弁論の終結時を判断の基準時として、例え、口頭弁論終結後に訴訟外で金○○円を被告が原告に支払ったとしても、両者が取り下げをせず、そのままにしておけば「金○○円を支払え」という判決が出るのである。

そして、この、口頭弁論終結時以後の事情を元にして再度、損害賠償請求権不存在確認訴訟を起こしたとしても既判力は及ばない点に注意が必要である。
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2005年10月18日
海外ベンチャー5
今日は海外のベンチャー企業との交渉だった。
2日続けて早口の英語を聞くとやはり疲れる。

また、今回は社長が来ていないのでさらに慎重に対応したのでさらに疲れた。

海外のベンチャーは海外のレベルの高い研究所、大学等と提携しているのでアクティビティが非常に高く、いろいろな意味で面白い。

どんどん成長するか、消滅するか、という世界である。一時は豪勢な暮らしをしていたかと思うと、一転夜逃げして乞食のような生活になることもよくあるらしい。

とはいえ、本場のベンチャーはビジネスのセンスが非常に優れている。
社長は文系のMBAが、最先端技術を活かしたビジネスを考え出し、事業化している。そのビジネスモデルは非常に優れたものだ。

日本の大企業では、企画を通すために何ヶ月もかかることが多いが、ベンチャーならその間に開発し終わって、日本で企画が通る頃には製品が出ているかも知れない、という位スピード感がある。

即断即決のベンチャーとの交渉は非常にエキサイティングで面白い。


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2005年10月14日
事前契約の重要性2
生物多様性条約というものがある。
誤解を与えることを恐れずに簡単に言うと、
発展途上国が主に主張しているもので、その国から微生物や植物等を採取していって何かいいものが出ればロイヤリティを払え、という趣旨の条約である。

発展途上国が自国の資源が先進国に搾取され、自国の利益になっていないことから一部の国が言い出して作られた条約のようだ。

この場合、例えば、ヨーグルトの菌とか漢方薬の薬草のように、その国の国民の知恵が入っているものであれば、ロイヤリティを支払うというのは理解しやすい。

しかし、例えば、道端に生えている雑草を持ち帰り、そこから新しい効果のある成分を抽出して薬にした場合にまでロイヤリティを支払うのは妥当なことだろうか?

そのままにしておけば何の価値も生み出さずに放置されていただけかも知れない。

その国では放置して利用されていなかった生物資源を国外に持ち出すことにより、新たな発見ができたとして、そのどこにその国の知恵が含まれているのだろう?

特許は創作を保護する。生物資源を提供したからといって特許を共有にするかどうかは当事者間の契約に委ねられる。契約が無ければ特許法の解釈に従い、アイデアの発案者、アイデアの具現者が発明者となる。生物資源の提供者がこのいずれにも該当しない場合、発明者にはなりえない。

この場合にはその生物資源の対価だけの問題だ。その支払い方法のバリエーションの一つとして成功報酬型のリーチスルーライセンスも存在するが、一時金で買い取るというやり方もある。これらは生物資源の提供をするに当たって事前に当事者間で取り決めておくべき問題だ。

何も決めてなくて、うまくいったら一番たくさんもらえるリーチスルーライセンスを寄こせ、と言っても、契約が無ければ、法的には何の拘束力も無いだろう。この状態で裁判をしても勝てる見込みは無いだろう。

例えば、政治家が昔やっていたらしいが、鉄道が将来通る土地を安く買占めておき、その後、高値で売って儲ける、という手法がある。

この場合、土地を売った人は後から鉄道ができて地価が値上がりしたのだからその差額を寄こせ、と言って訴訟を起こしたら勝てるだろうか?

あるいは、土地を売った後、その土地から温泉が出たから追加料金を支払え、ということが言えるだろうか?

これで勝てると思っている人がいるとすれば法律的なセンスを疑う他ない。販売時の正当な価格で売却したのだから、単に情報収集能力が無かったということだ。これらは民事的な事項であり、契約自由の原則、私的自治の原則に委ねられ、裁判をしても勝ち目はないと思われる。

特許も同じようなものだ。
500万で売った特許が100億の儲けを生むことは決して珍しいことではない。だからと言ってその差額をよこせ、と言ったら笑われるだけだろう。買った会社は自己責任でリスクを犯して事業を行っているのである。また、その特許の価値をきちんと理解できなかったのは自己責任という他ない。

最近この自己責任を全く棚上げして上記に類する主張をする人が存在することを知り、非常に驚いた。世の中にはいろんな人がいるものである。この人が裁判を起こして相手が普通に対処したら即敗訴になるだろう。

もっとも、そうは言っても国際的な政策面から上記のような名目で援助するケースはありうる。それと特許法の論理とは全く次元の違う話である。
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2005年10月11日
ブログの引越し4
メルマガにも書いたが、アメーバブログはいろいろ制約があるのと、インセンティブの働くような仕組みが作りにくい、ということがあり、livedoorに引っ越すことにした。

私の部署自体も引越しを終え、新人も数人参加し、結構大所帯になりつつある。

組織が2倍になれば2倍の収入というのは単純な役員が考えそうな理屈である。
しかし、私は本気でそれを目指そうと考えている。

そのためには1+1が3にも10にもなるような仕組みを構築できればよい。
ビジョナリーカンパニー2で言えば「第5水準の指導者」ということにもなろうか?

第5水準の指導者は、自尊心の対象を、偉大な企業を作る、という大きな目標に向けている。野心が組織に向けられているのだ。

転換期にこの種の指導者が指揮を取れば、偉大な実績を生む組織に飛躍できるはずである。
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2005年10月04日
特許の基礎知識ブログの引越し5
さて、私はアメーバブログの方で知的財産の記事を書いていたのだが、こちらに引っ越すことにした。

livedoorの方がいろんな面で使いやすいことがわかったからだ。

アメーバブログは入門用としての意味はあると思うが、少しカスタマイズしようとするとできないことがたくさんある。

その点、livedoorはカスタマイズが容易である程度知識がある人には使いやすい。

今後は特許の基礎知識の記事をこちらでも少し変えて書くようにしたい。
firstrategy at 22:52|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)
やっと知財のブログに5
やっとアドセンスがほぼ知的財産やビジネスモデルになった。
やれやれ、という感じだ。

これで心置きなく記事を書ける。

今日も海外からのアクセスがあった。
ほとんど毎週海外からの案件が入ってくる。

これらをうまく収入に結びつけ、収入を昨年の2倍にしたいものだ。
firstrategy at 22:31|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
知財分野へのブログテーマの変更3
このブログはもともと別のテーマだったものを特許、知財に変更したので、分野的にまだ知財専門と認識されていないようだ。

左上のGoogle adsenseの分野がメルマガとかアクセスアップとかになっている。
ここが早く、知財関係の発明、考案、意匠、商標、著作権、不正競争防止法等の関係のバーにならないといけない。

さて、昨日知財メルマガを書くのが大変だと書いたら、今日早速メールをいただいた。こういう時メルマガを書いていてよかったと思う。

始めて1月が過ぎ、少しマンネリ気味になりそうだったが、また新たな気持ちでよい記事を書いていきたい。私のメルマガ、ブログで一人でも役に立てるとすれば非常にうれしい。

ところで、私のメルマガは長すぎるかも知れないのでちょっと工夫が必要だと思っている。これは次号までに何とかするつもりである。

また、弁理士受験生に役立つような小冊子も書こうと計画している。
firstrategy at 18:42|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)
新人教育
新人の知財実務に関する教育を始めたのだが、やはり難しい。
どこから教えていくか順序が問題だ。

ただ、知財の勉強が楽しそうなので教えがいがある。

とりあえず明細書と中間処理から教えるのがよいだろう。
気長に特許、知財全般の知識を教えていくことになるので、on the job trainingでやっていけばいずれモノになるだろう。
firstrategy at 18:34|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)
2005年10月03日
メルマガを書くメリット3
今日から新人が数人入ってきた。
全くの素人ではないにせよ、弁理士試験の勉強もしたことのない人もいるのでどういう風に扱えばいいか少し考えている。
on the job trainingでやっていけば何とかなるだろう。

女性もいるのでセクハラに気をつけなければ。

そして、人数が増えた分だけ、成果を出すようにしたい。


それはそうと、メルマガを書くのに少し疲れを感じていたが、あまり気合を入れて書きすぎても読む方も疲れるだろうと思うので、力を入れすぎないようにして長続きするようにしたい。

神田昌典さんの短いレターでも十分な気づきがあるので、メルマガはそんなに長くなくても良いのかもしれない。

また、ターゲットが完全に2つに絞られているので週2通書くと思えばそれほどの負担でもない。

自分の発明や知財に関する現時点でのアイデアをまとめるいい機会とも言える。メルマガで書くことでほぼ毎回新たな発見がある。

また、発明、知財両方の本を読める(読まざるを得なくなる)というメリットもある。

そういう意味ではメルマガを書くというメリットは相当あると思われる。

発明・アイデアだけでなく、著作物を作ると言う意味でも自分自身にもメリットがあるので出来はもう一つでもあまり気にせずに出し続けることを心がけたいものだ。
firstrategy at 22:23|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)
2005年10月02日
知財メルマガ5
私は知財に関するメルマガを発行しています。
メルマガ特許の基礎知識

まだ3号までしか発行していませんが、かなり長文になるので時間がかかります。

メルマガはブログと違い間違ったことを書くと残ってしまうので校正にもそれなりに時間がかかります。
あまり気にせずにやればよいのでしょうが。

しかし、よいこともあります。
メルマガを書くことで自分の知識を整理でき、また、いろんな本を調べることで身につく部分があるからです。

知財メルマガでは、発明者向けの記事と、弁理士受験生向けの記事を書いています。
発明者向けの記事は主として、発明をするためにどういうことを考えればよいか、ということです。

弁理士受験生向けの記事は特許法をはじめとする弁理士試験に関連する法律の解説です。

本来2つのメルマガにするべきなのかも知れませんが、1つに合体させて発行しています。

発明者にも特許法の概略を知っておいてもらった方が発明を特許にしやすいという面があるからです。

特許法を見れば発明のやり方が書いてある、とまでいう弁理士の先生もいます。

私はそこまでは言いませんが、発明者も特許法も盲点をつくような発明をしていただきたいと思っています。

せっかくいい特許が取れる可能性のある発明を特許法を知らないばかりに出願しないことがあります。

優秀な研究者は自分の思い通りに行かなかったとき、そこで研究を止めてしまうことがあります。しかし、それは特許法から言えば予想外のことですので、発明になりうるのです。

そのような非常に基本的な考え方の部分で発明者と特許法とは異なるのです。
そういった意味で弁理士受験生だけでなく、発明者にも特許法を理解してもらうことは意味があると考え、あえて2つを1つにまとめて発行しています。
firstrategy at 20:56|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)
知財関係の記事の開始5
これまでアメーバブログで特許の基礎知識というのをやっていましたが、こちらでも開始します。

やはり、ブログといえばlivedoorの方が使いやすく、カスタマイズしやすいからです。自分のブログに関する知識が増えてきたので自由度の高いlivedoorも使いこなせるところまで来たということでしょう。

元はと言えばこのブログでは潜在意識を使った成功法則のようなものを書いていました。

少しづつ、特許、知財に関する記事を書いて行きます。

発明者の方、弁理士受験生の方を主な対象とし、それ以外の知財にも触れていきます。

私自身は弁理士で実務家です。
元々は研究所で研究者をやっていました。
最近では、マーケティングや経営戦略も勉強しています。

よろしくお願いいたします。
firstrategy at 17:10|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)