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弁理士試験

弁理士試験についてのページです。
弁理士試験について新着順に記事を並べています。

弁理士試験

2006年05月04日
弁理士試験4
弁理士試験までもう後2週間とちょっとですね。

この連休には受験機関の模試も入っているでしょうから、受験生は臨戦態勢と思います。

これから重要なのは、多枝試験当日に見れる資料を整理して、直前にこれまでの知識をざっと見渡せるようにしておくことでしょう。

多枝試験に必要な知識は膨大なので、とても全部を長期記憶においておくことは無理だと思います。もちろん、できる人は長期記憶で勝負しても良いですが・・・

普通の人間であれば、多枝に必要な知識を常に頭の中においておいたら、他のことが記憶しにくくなったり、不都合が起こります。

そこで、直前に全体を一気に見て記憶の表面に浮かび上がらせる必要があります。

そういう資料としては、四法対照条文に書き込むのが一番ポピュラーだと思いますが、それ以外に資料を作るやり方もあります。

ともかく、できるだけ、1冊に情報を集約して、間違ったところはいつでも見れるように、四法対照条文集等に書き込むようにしましょう。
firstrategy at 16:51|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
2006年02月04日
びりからでも東大に入れる?
お勧めメルマガを紹介します。


高校2年で400人中367番から東大に入ることは可能だろうか?
そんな状態からドラゴン桜を地で行くような勉強をして東大に入った著者がほとんどびりの状態から大逆転した奇跡の勉強方法を公開しています。
大学受験生はもちろんのこと、中学、高校受験、資格試験受験等試験勉強一般にも役立つ内容です。

びりからでも東大に入れる!?奇跡の受験勉強成功法
http://www.mag2.com/m/0000181591.html

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2005年11月08日
合格発表4
今日は最終合格者の発表でしたね。
最終合格された方、おめでとうございます。

しばらく思う存分合格を喜びましょう。
祝賀会もたくさんあるので、できるだけ出て好きなだけおいしいものを食べ、飲んで下さい。就職の誘いもあるでしょうから。

そして頭の片隅で今後のことを考えておくとよいでしょう。

今年の合格者数が711です。これからは競争の時代に入るので自分の得意分野を持つ必要があります。

無職の方、知財部以外の部署の会社員の方は、自分の会社で知財部に異動希望を出すか、特許事務所に移るか、あるいは他社に転職するか、といった決断を迫られることになるかもしれません。

自社の知財部に移るのはそう簡単ではないようです。
私の知人の弁理士で何年も待っている人がたくさんいます。
中には10年異動希望を出し続けてやって異動できた、という人さえいるくらいです。

そのように何年も待ってもよい、という方は、今の部署にいて、その仕事をやりながら異動のチャンスを待つという手も考えられます。その方が自分で明細書を書いたりできるので、知財部に異動して弁理士事務所に説明に行くだけよりも知財の仕事を主体的にできる面もあります。

この場合には自分の発明を自分で明細書に書くということができます。それにより、どういうデータをそろえれば強い特許が取れるかという訓練ができます。

しかし、すぐに知財の仕事を始めたい、と考えているのであれば、早めに弁理士事務所に転職するのもよいと思います。一日も早く独立したい、と考えるのであれば、できるだけ早く弁理士事務所に入って実務を身につける方がよいです。

独立はリスクがあるのと、合格者数が増えたので、これからは会社の勤務弁理士も弁理士の選択肢として増えてくると思われます。

無職や学生さんで初めて会社に入社したり、会社員等で転職する場合は、その会社の弁理士の数を調べましょう。

弁理士会の弁理士検索システムで会社名を入れれば簡単に調べられます。

もし、弁理士を募集している割には合格した年が最近の若い弁理士が1〜数名しかいないとすると、その会社は要注意かもしれません。

弁理士を全く評価しない会社もたくさんあります。そういう会社では弁理士は社外の事務所を使い、自社では弁理士の仕事をほとんどやりません。弁理士として入社してもストレスがたまる可能性があります。

逆に、弁理士を優遇する会社もあります。化学系の会社では明細書を内製するところも多く、そういう会社では特許事務所のような明細書作成能力が身につきます。こういうところでは先輩弁理士がしっかり鍛えてくれますし、弁理士であることのメリットがあります。

弁理士がそれなりに評価されているかのメルクマールの一つが、会社の弁理士の数や取締役に弁理士の知財部長がいるか、といったことだと思います。弁理士を自社で雇用しておくか、全て外部の事務所に依頼するかは知財部、ひいては会社の方針ですので、一概にどちらが優れているとかいう問題ではありません。

もちろん、例外もあると思いますが、一つの指標として、会社の弁理士数を調べるのはその会社の弁理士の活用ポリシーを知る上で参考になります。

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2005年11月06日
弁理士試験の勉強方法について4
昨日はある懇親会に出ていたのだが、そこで感じたのは、成功した人のやり方をそのまま真似しても成功できる人は少ない、ということだ。

弁理士受験の場合でも、合格体験記を読んで、そのやり方を取り入れても、効果のある場合と、あまり効果の無い場合がある。

効果の無い場合は、さらっと書いてある部分を実行していない場合がある。

例えば、
私は○○に力を入れて一生懸命やりました。ただし、△△もやったので余計に大変でした。

と書いてあった場合、○○だけを取り入れても駄目で、△△も同時にやって初めて完全な効果が出る場合がある。

他人の体験記は全ての要素が書かれていない場合もある。筆者があまりにも当たり前と思って書いていない等の場合だ。

体験記のベクトルを全て足すとゼロになる、と正林先生も昔言っていたが、全体として効果のある方法でも、他の方法とミックスすると効果が弱くなるものがある。

例えば、速読と音読を同時にやるのは効率がよくない、といったようなことだ。

こういうノウハウは実際にやってみないとわからない。やってみて不都合があるときに、自分なりに工夫してみて、自分なりの勉強方法を確立できるとよい。

体験記に書いてあるやり方でうまく行った場合はよいが、そうでない場合は、何が足りないのか、体験記を読み直し、自分なりの工夫を付け加えることで、より有効なやり方が見つかることがある。
firstrategy at 09:56|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)
2005年10月12日
弁理士受験生向けの問題5
弁理士受験生向けの問題です。

特許権者AがBに通常実施権を許諾した。通常実施権は登録されていないし、登録する予定も無い。
このとき、

1. Aが当該特許を第三者Cに売却した場合
2. Aが他の企業に買収された場合
3. Aが他の企業と合併した場合
4. AがB以外の第三者Dに専用実施権を設定登録した場合
5. Aが倒産した場合

に通常実施権者Bは当該特許発明の実施を継続できるだろうか?

答えは後日解説します。
firstrategy at 23:48|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)