小発明も重要:発明で小発明も重要を弁理士が解説!



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2005年10月13日

小発明も重要5

研究者が発明をしようとする場合に、自分の研究で使用するツールの発明をするのも効果的だ。

職人的な技能が必要とされる手法をロボットを使って制御し、誰でもできるようにする、というようなケースである。

研究をやっているといろいろ不便と感じることがある。これがもっと簡単にできたら、と思うことはしょっちゅうある。

そうした不便を解消できるような発明をすることで、研究自体が進むだけでなく、ツールの発明も生まれ、特許収入につながる可能性がある。

同様に、毎日の事務作業で不便を感じるケースもある。そのようなときは発明のチャンスと言えよう。

そのようなちょっとした不平、不満をメモしておき、発明につなげられるとよい。

最先端技術を開発するのもよいが、後端技術、あるいは、ローテクと言われる分野でも優れた発明が生まれることはある。

発明のネタは毎日のちょっとしたことにもたくさんある。

デファクトを取るような最先端技術も重要だが、非常に難しい。
最先端技術開発の過程でも、開発ツールも同時に発明していけば各ステップで成果が残る。
ちょっとした発明が売れることもあるので、小発明も大切にしたいものだ。
ホームランばかり狙わずにヒットを積み重ねて収入を得ることも優れたやり方である。
firstrategy at 23:32│Comments(0)TrackBack(0)発明 | 特許

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